ワークセンター藤沢で一緒に頑張ってきたメンバーさんが就職されました。
主治医の先生の意見もお伺いしながら、通所のペースや就職のタイミングをはかり2年間かけて調整しながら就職をされました。
ワークセンターでの経過についてメンバーさんにお話を伺ましたのでご紹介いたします。
- ワークセンターを利用してどんな力がつきましたか?
-
簡単にめげないようになりました。
これまで、「失敗する=自分には価値がない、周りの人に迷惑をかける」という固定観念がありました。でも、ワークセンターでは何か失敗したときでも、職員さんが次はどんなところに気を付けたら良いかというアドバイスをしてくれます。また失敗はしたけれどここはよかった!というところを見つけて教えてくださるので、「失敗する=学びのチャンス」という考え方ができるようになりました。
苦手なプログラムも思い切って参加してみたら結構うまくいったり、やっぱり失敗したり・・でも、挑戦することに意味があるとわかるようになりました。
- 支援員やサービス管理責任者とどんなかかわりをしましたか?
-
職員さんには、常に体調やメンタル面を気にかけていただいていました。
どんなに些細な事でも、ネガティブな事でも真剣に話を聞いてくれます。
支援員さんには主に日々の訓練や就職のことを、サビ管さんにはその他にも個人的な悩みの相談などもさせてもらっていました。
職員さんたちを見ていると、とにかく前向きで明るい。この仕事にやりがいを持っていらっしゃるのが分かります。だから私も就労に向けてのモチベーションが保てました。
私も職員さんたちのような姿勢で仕事に取り組めたらいいなと思っていました。
- 就職活動のエピソード
-
私は精神的な負担を避けるために、あえて自己分析をあまりしないで就職活動を始めました。ですが緊張しやすい性格のため最初に受けた面接では自分の強みや配慮が欲しいことなどもうまく伝えられずひどい出来でした。当然不採用でした。
その後の面接はサビ管さんに同席してもらい、自分一人では伝えきれないところをフォローしていただきました。一緒にいてくださったことで、緊張も和らぎました。そのおかげで内定をいただけました。
支援員さんもサビ管さんも「今の○○さんを見てくれる企業があると思います」、「○○さんはちゃんと働けると思います。など、私の気持ちを尊重して励ましてくださいました。
自分では自分の可能性が信じられなくても、いつも近くで見守ってくださっていた方たちに「できるよ」と言ってもらえることはありがたく、頑張ろう!と思えました。
ご就職されて何日か経ちましたが、職場の方からも元気に働いているとのご報告をいただき、私たちも安心しています。
職場の方とも連携しながら引き続きサポートをさせていただきたいと思います。
頑張ってくださいね。