定着支援の申請に同席しました

ワークセンター藤沢にはコロナ禍で就職を勝ち取ったメンバーさんが大勢います。
今の時期は、その方たちが就職されてからそろそろ6か月が経過する頃なのです。

この時期に定着支援の申請をするメンバーさんたちが就職活動をしていた時期は、初めての緊急事態宣言が発令された頃でした。
コロナ禍での就活は大変な事も多く、あるメンバーさんからは「もう就職なんてしなくていいです」と言われたこともありましたし、手あたり次第に「受かればどこでもいい」と投げやりになったメンバーさんもいました。
なかなか思うように行かない就活というのは、焦りや不安も生じメンバーさんにとってはとても苦しい時期だったのではないかと思います。
ほとんどのメンバーさんが在宅でしたので、時には訓練をせずに、趣味の事に没頭したり雑談だけで終わるメンバーさんもいました。

思い起こすと、よく乗り越えたなぁと思うようなことばかりです。

色々な事を乗り越えて、やっぱり就職したい!と自分から思えたとき、みんな強くなり、本来の力を発揮することを私たちは日々の支援の中で経験しています。

自分の意志で行動した結果であれば、採用であろうと不採用であろうと、どんな結果であれ納得することができ自分にとっての達成感も大きなものになるように思います。
そのタイミングまで焦らずに待つことはとても大事な作業だという事も、ワークセンターの卒業生から学ばせていただきました。

この時期のメンバーさんたちは皆、最後まであきらめずに就活をして、全員が当初から希望していた時期に希望の職種に就くことができました。
そして6か月たった今も継続して働くことができており、定着支援の申請手続きをするべく、今日も役所の前で待ち合わせするに至りました。

就労移行の受け入れの段階からメンバーさんとともにずっと計画を立ててきた私の立場からすると、この瞬間は本当にうれしいものです。
メンバーさんはあまり感じていないと思いますけれど、サビ管には色々な思いがあるのですよ。
これからもお仕事頑張ってくださいね。

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