『グラレコ講座』イラストを使って記録体験♪記憶にのこる・伝わる記録を残そう

障がいのある方が就労に向けてトレーニングを行っている就労移行支援のワークセンター藤沢では、日々の活動の中でも『メモを取ること』『情報を整理して伝えること』なども意識して取り組めるように利用者さんへお伝えをしています。

情報の整理をしたりメモを取る時、ほとんどの方が『文字』でされていると思いますが、そこにイラストを取り入れた『グラフィックレコーディング』という方法をご存じでしょうか?

グラフィックレコーディングは略してグラレコと呼ばれ、イラストや図形などを用いて議事録などを可視化する方法です。

文字だけでなく、イラストや図形を取り入れることでより分かりやすく、印象的に議事録やメモなどが取れるようになります。

今回、ワークセンター藤沢では外部の講師の方をお招きしてグラレコ講座を実施しました♪

グラレコ講師の『あきこさん』と『かこさん』をお招きしての講座。

ワークセンター藤沢では土曜日はGoogleMeetやZoomなどを使って自宅から行うリモート訓練を行っています。今回は土曜日の開催ということもあり、今回のグラレコ講座はリモートでの実施となりました。

まず、初めにいろいろな雑談をした後にグラレコについてお話を頂きました。

グラレコってどんなもの?どんな時に使われるの?など説明を聞き、その後に講師の先生への質問タイム。

実際にグラレコを体験する前に疑問に思っていることをそれぞれ確認をしていきました。

表情だけ書いたり、ものや建物などを書いたり練習をした後、年末年始のことについてそれぞれが絵や記号・文字を使って紹介をしていきました。

帰省をして家族で久しぶりに集まった方やご実家のお手伝いをした方

友だちとオンラインでゲームをして楽しんだ方

久しぶりにゆっくりと過ごし、たくさん寝てリフレッシュをした方

お休みの間にどんな風にすごしたのか、文字や言葉だけよりも絵を加えることで本当にとても分かりやすく、そしてその時のみなさんの気持ちも伝わってきました。

大好きなアイドルのライブに行った支援員、ちょっと見かけないと思っていたら旅行に行っていた支援員。利用さんも支援員もよい年末年始が過ごせましたね。

そして、今度は講師の方が2分間年末年始の過ごし方をお話され、それをそれぞれがグラレコで記録をしてみました。

聞きながら記録を取っていくのは、文字だけで記録を取るのと同様やっぱり難しい・・・

でも、実際にみなさんが書いた絵を見ると、お話されていたことがとてもよく表現されていてびっくりでした。

今日はリモートということで、同じ空間で作業をしたわけではありませんでしたが、Zoomを通して講師の先生と参加者が楽しい気持ちを共有することができたプログラムでした。

最後にあきこ先生のお話を聞いている間に、かこ先生が記録をしていただいたグラレコ。

パソコンを通してだけど、つながって楽しかったね。が、この1枚の絵でとても伝わってきます♪♪

今日のグラレコ講座を通して、「新鮮だった」「記録を取る時に取り入れていきたい」という声を参加したメンバーさんからいただきました。

話を聞きながら絵を描くのは難しかった~!という感想もありましたが、記録を残すときにわかりやすく記号や図形を入れたり、その時の気持ちを顔のイラストの表情で記しておいたりしてみることから始め、わかりやすく伝わりやすい記録を残すことができるように実践をしてみましょう。

あきこ先生、かこ先生、本日はありがとうございました。

次も楽しみにしています♪

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