就労移行支援で模擬就労【ファーストフード編】

ワークセンター藤沢は小田急江ノ島線の六会日大前駅を降りて徒歩3分、障がいを持つ方のための就労移行支援と就労継続支援A型の2つの機能を持つ事業所です。

就労移行支援では実際の職場をイメージし、実践的な就労体験ができる模擬就労をプログラムに取り入れています。

今回はファーストフード店をイメージした模擬就労を行いました。

目次

模擬就労の目的とトレーニングできることは?

飲食店をイメージして行う模擬就労にはトレーニングができるスキルがたくさんあります。

その中でも今回は特に「接客8大用語」を身につけることを目標に模擬就労を実践しました。

「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの接客業で必須とされている言葉をタイミングよく、お客様に聞こえるように大きな声で明るくハッキリと言うことが目標です!

8大用語と合わせてお客様に対する接客態度も確認しました。

今回はレジとキッチンそれぞれ担当を置いたので、レジとキッチンで声を掛け合って協力ができるか?などもトレーニングすることができます。

ファーストフード店に限らず、どんな職場でもお客様に対しての挨拶、スタッフ同士の声掛けは大切です。

お客さんをお待たせすることなく、丁寧な対応ができるようスタッフ同士でのコミュニケーションの取り方も実践的に学ぶことができました。

就労移行支援でファーストフード店模擬就労

ワークセンター藤沢の就労移行支援、模擬就労のファーストフード店はその名も『ワクワクナルド』。

スタッフや利用者さんでハンバーガーやポテト、ジュースなどを折り紙を使って用意をしました。

模擬就労用のお金も用意しました。

お客さん役からお金を受け取り、お釣りを計算して間違えないように確認をしました。

こちらがキッチン。

ハンバーガーを作る手順やテイクアウト時の包み方などのマニュアルが用意されています。

オーダーによってはさむものが違うので、キッチン役はオーダーとマニュアルをよーーく確認をして作っていきます。

接客業の模擬就労と考えると、レジ役の動きばかりが想像されてしまいがちです。

でも、キッチンも作る以外の作業や気配りも大切。

間違えないようにオーダーを作るのはもちろんですが、お待たせしているお客様に商品を渡す。オーダーが混んできたらレジの人にヘルプをお願いするなど、お客様をお待たせしない工夫なども必要になってきます。

お客さん役はいくつかのパータンを作りました。

店内で食べるお客さん、テイクアウトのお客さん、何回もオーダーを変更するお客さん、大人ではなく子どものお客さんなど色々なお客さんへの対応も実践的に確認していきました。

お客さん役とお店の人役に分かれて模擬就労を行いました。

実は今回この模擬就労が2回目ということもあり、お客さんが入ってくるタイミングでの「いらっしゃいませ」、帰るタイミングでの「ありがとうございました」などは皆さんほぼバッチリ♪

お客さんが続けて入ってきて焦ってしまい、オーダー番号をレシートに書き忘れたり、ダブルバーガーなのにハンバーグが1枚しか入っていないなどなど・・・。

いろいろありました~。

でも、このようなミスは実際に働きだしたときでも誰でもやってしまいがちなミス。

ミスした時にどんな風に対応をすれば良いかも実践的に確認をすることができましたね。

就労移行支援で模擬就労【ファーストフード店】まとめ

ワークセンター藤沢の就労移行支援で行った模擬就労についてご紹介しました。

いつもはお客さんとして利用しているお店も、お店の人の立場になると今まで感じなかったこと、気付かなかったことが沢山見えてきますね。

実践的な模擬就労を行うことで、就労をした時に予想される仕事内容やトラブルなどを経験することができるので対応がとてもしやすくなる。というのはとても大きなメリットです。

就労移行支援の利用者さんの中には『大きな声で』『笑顔で』挨拶するのがちょっと苦手な方もいるのですが、事業所の通所や模擬就労などを通して少しずつできるようになってきてる方がほとんどです。

今回の目標である接客8大用語も徐々にみなさん身についてきているようです。

ワークセンター藤沢では楽しみながら就労に役立つスキルを身につけることができるよう、様々なプログラムを実施しています。

ぜひ見学・体験にいらしてくださいね。

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